まあ、今年の阪神タイガースを象徴するかのような典型的なパターンの試合でありました。 点を取ってくれない打てない打線がプレッシャーとなりピッチャーが自滅するというパターン。 打線の援護も期待できないのでズルズルとド壷にハマって失点を重ねるというパターン。 そして問題の打線はと言えば、ちょっと嫌味な言い方ではあるが、活躍を期待されて高額の給料を貰った選手ほど、まったく活躍してくれないというパターン。 挙句の果てはベンチワークの采配はといえば・・・・・っというパターン。 とにかくすべてが最悪のパターンということである。
まあっ、ハッキリ言って悪いが今日も勝てる要素がまったく見えて来ません。 ヘタすれば三連敗する確率の方が高い状況でしょう。 じゃあ、どうすればいいのか?ってことになります。 結論から言うと事実上の最下位であり6球団でイチバン弱いチームです(ハッキリ言い過ぎ・w)。 何をやってもそう簡単にこの状況から脱出するのは難しいでしょうね。 だったらいま出来ることは何か?それに尽きると思うわけです。
“どんでんオカラ監督”も今までのようなキレイ事を並べるたり持論を貫くのも限界に来たことでしょう。 最下位チームとしてやるべきこととは何か?簡単です。 活躍を期待できない選手を使わずに期待できる選手を使うだけです。 どうせ負けるにしても明日に繋がる試合をしてくれればファンも納得できるってものなのです。 昨日の先発オーダーを甲子園のスコアボードで見たときに微かな期待を感じました。 2番に葛城、3番に林の起用にです。 いまさら、そうした動きが最下位になってからじゃ遅いように思うのではあるが、しかし“どんでんオカラ監督”なりに“何とかせねば!”っという思いはファンに通じたことだろう。 たとえ結果が出ずに負けたとしてもだ。 だけど、まだまだ甘ぁ~い! 以前、“4月25日のエントリー”でオイラがその当時の現状でイチバン理想とする先発オーダーを書いたことがあります。 その時はオーダーはこうでした。
1.遊 鳥谷 1
2.二 関本 3
3.捕 狩野 99
4.左 金本 6
5.右 林 31
6.三 今岡 7
7.一 藤原 44
8.中 赤松 52
9.投
では、現在5月9日の状況ではどうなのか? 一軍登録メンバーから考えるとすれば。
1.遊 鳥谷 1
2.二 関本 3
3.一 林 31
4.左 金本 6
5.捕 狩野 99
6.右 葛城 33
7.三 藤原 44
8.中 赤松 52
9.投
ハッキリ言って信頼度の低いかなりショボイ打線かも~!?(自分で選んどいて言うなっ・w)
でも、そこには期待が込められているのです。 そもそも大砲が不在の打線です。 だったらチマチマ繋いで最小点でもいいからJFKまで持っていく!そんな野球をするしかないのです。 現状の一軍メンバーを見渡せば! それともジタバタして今から長打力のある外国人を獲得しますか? たしかにまだ補強できる期間ではありますが、いまさら~って感じでしょう。 今年はそれほど補強しなかった戦略のミスを嘆くよりも今どうすればいいのか?を考えるしかありません。 無い物ネダリしてもしょうがないです。
っということで、1番・鳥谷は貫きましょう。 2番は関本、守備力では藤本っという声もあるでしょうが、オイラが見る限りそれほどの差は感じませんし、どちらも打力は目クソ鼻クソです。 だったらバンドのやり易い右バッターを選ぶべきでしょう。 3番は昨日と同じ林で、しばらく3番・林を続けたいです。 そして4番はアニキ金本、これも鳥谷と同じくこの打順だけは貫くしかないでしょう。 そして5番は狩野、あの思いっきりの良さは5番向きですし、来年を見据えて責任あるポジションに責任ある打順を狩野に任せてみたいです。 ただしピッチャー限定で7番・矢野とうパターンもあります。 6番は昨日なかなかいい動きをした、あのイチローに「田舎のラーメン屋」っと称賛された葛城でいきましょう。 7番は期待の和製大砲・藤原ってのは如何でしょうか?どこでも守れる選手で器用なところもあるし非凡な長打力が魅力です。 大卒6年目ってこともあり、そろそろ育てていきたい素材です。 そして最後は8番に赤松です。 足の速い選手を8番にする意義としては次ぎがピッチャーであり送りバンドするケースも増えますし、あわよくば盗塁ってパターンもあり1番・鳥谷に繋げることを考えてです。
まあ、あくまでも机の上の計算であり、実際に上手く機能しないこともあるでしょう。 でも、そこには何をやりたいか!?っというチーム方針やポリシーが感じ取られます。 同じ負けるなら何かを見せて欲しいものです。 それにこれはあくまでも固定メンバーではなく日替わりオーダーでもいいわけです。 桧山や今岡やシーツが調子を上げてくれば代打や先発で起用すればいいわけです。 控え選手や若手が活躍すればベテランも奮起するものです。 そうした「オチオチしてたらヤバイぞ!」っと感じる気持ちが強いチームを作るものなのです。 今年は大きな補強もせず競争も余り無くヌルイ環境がこのようなヌルイ結果になったひとつの要因だったのかもしれません。 べつに生え抜き選手を育てずFA選手を高い金払って獲れとは言いません。 しかし、得点力不足は今から始まったことではなく何年も前から言われ続けたワケであります。 期待した選手が予想外だったのかもしれませんが、補強しなかった戦略ミスがこのように現われてきたのも現実だったりするワケであります。
まあっ、いまさらグチグチ愚痴ってもどうすることもできないので、今日はこれぐらいで勘弁したろう~。(w
そして最後に“どんでんオカラ監督”に一言。
もっと積極的に勇気を持って采配してほしいものです。 昨日の甲子園でも「オカダーっ!またベンチで寝とんちゃうかーっ? 起きんかぁ~いっオカダーっ!」と何度も一塁ベンチに野次ってしまったオイラです。 もう少しファンにアピールして欲しいものです。 平日だというのにほぼ満員の甲子園、銭払って貴重な時間を使ってわざわざ球場まで足を運び応援しに来てるファンに対してもう少しヤル気を見せてほしいものです。 あっ、べつにあんな顔してるから言ってるわけじゃなく、監督もファンに育てられると思うからです。 以上。