外環沿いにある
『薩摩っ子ラーメン』(八尾外環店)に行ってきた。
今では薩摩っ子と呼ばれているが「空心町のニンニクラーメン」(空心町は現東天満)っと言った方が生粋の大阪人には馴染みがある人も多いだろう。 オイラ的には昔から食べてるラーメンなのでたまに食べると懐かしいおふくろの味って感じかな。
っで、久しぶりに行ってみると看板というのかテントというのか店構えが変わっていた。 店に入るとなるほどと納得した。 店主が代わっていたのだった。
さて、注文したのは『ラーメン(ニンニク入り)』850円である。
しかし、ココって昔からそうなんだけど値段が高いのよね~。 ラーメン一杯が850円だよ。 チャーシューメンになると1,200円だぜ!(;゚д゚)
価格破壊が進む我が国日本、そんな時代を逆行するかの如く我が道を突き進む薩摩っ子ラーメン・・・。 「うちのラーメンは手抜きナシだ、だから値はどんなことがあっても下げられねぇ~」と、まるで昔堅気の職人のように・・・。 が、しかし、それだけの値打ちが本当にあるのかは、かなり疑問に思えなくもないが、でも相変わらず食事時になると繁盛してることを思うと、まあっこれでいいのだろう。(w
スープは塩分多めのあっさり豚骨、ニンニクを入れないとちょっと物足りない味わいだけど肉体労働者向きのテイストは嫌いじゃない。 調理場を覗くとあいかわらず魔法の白い粉が大量に投入されていた。(@_@)
麺は中太麺でモチっとした歯ごたえが心地よくスープにもよく絡んで相性もよくなかなかウマイ! 叉焼はトロッとして肉厚もありこれもまたウマイ! ただ、モヤシは要らないっといつも思ってしまうのよね・・・。 以前は葱を笊でも持ってきてくれて好きなだけ入れることが出来たはずなんだけど、店主交代でなくなったのだろう。
【総評】★★★
ところで、気分よくカウンター席でラーメンにシャブリついてたオイラの横に座ったお兄ちゃんが注文するなり煙草を吸い出した。(-。-)y-゚゚゚
食後に一服ならまだしも横で食事中のイケメン男が居てるのにフツウ吸うか?煙草。 どうも喫煙者はその辺のデリカシーがないらしくおもいやりもニコチンに侵されているのだろう(こんなことを言ってるオイラではあるが六年前はヘビースモーカーであった・w)。 とにかくまともに煙がオイラの顔めがけてくるので「んっうんっ」っと軽く咳ばらいしそいつの顔を覗くと、おもっきりバカ面したお兄ちゃんだったのでおもわず「ダメだこりゃ~」っとあきらめた。 一旦は敗北宣言したオイラではあるがどうしても悔しく、このままでは腹の虫が治まらないので仕返しすることにしたのだ(メラメラ~ この怨み~はらさずにおくべきかぁ~。by魔太郎がくる)。 作戦はこうだ、ちょうどそのお兄ちゃんが注文したラーメンが出来上がってバイトのおネエちゃん(一人だけ)が持ってくるかどうかという絶妙のタイミングで席を立ちお会計したのである。 しかも小銭をジャラジャラゆっくり数えながら100円玉8枚と10円4枚に5円玉と1円玉5枚と(細かぁ~)。 レジの前では、すでに出来上がったあのお兄ちゃんが注文したラーメンは、ご主人を待つ雨に濡れた子犬のように悲しく湯気を上げながらオイラの目の前でずーーっとたたずんで鎮座してたのであった。 オレは「勝った」っと心の中で小さくガッツポーズし、その店を後にしたのであった。 ざま~みろ~。
(小っせぇ・・・ オレ、小っせぇ・・・ むちゃ小っせぇ・・・)
『薩摩っ子ラーメン』(八尾外環店)581-0866
八尾市東山本新町8丁目14-16
0729-23-5708
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