あなたの邦楽の名曲は？っと質問されたら迷わず
『ヨイトマケの唄』を選ぶだろう。
1965年に丸山明宏（現在の美輪明宏）の作詞作曲で当時ヒットした曲なんだけど、歌詞の中に“土方”（ドカタ）という言葉がいけないと放送禁止なった曲である。 しかし“ドカタ”が差別的な言葉なのか？ 友人の土建屋のことを“ドカタの兄ヤン”っとオイラは平気で言ってるぞ。 ダメなのか？ 腕と首筋だけ日焼けすることを“ドカタ焼け”って平気でオイラは言ってるぞ。 これもダメなのか？ まあ、放送禁止用語って「えっ？こんな言葉も？？」っとビックリすることも多い。 これも身勝手な大人が勝手な解釈でダメだと言ったのだろうけど、得てして“差別だっ！平等だっ！差別だっ！”と叫んでる輩に限って「一番差別してるのはオマエらだぞっ！」ってことに気づいていなかったりするもんだからあえてココではどうのこうとこれ以上言わないでおこう。（ｗ
『放送禁止用語』ちょっと話が脱線してしまったけど、オイラが言いたかったことは、このような心に染みる名曲がそんなことで埋もれてしまうのはスゴク勿体無い話だよなぁ～ってことが言いたかっただけ。 でも名曲は名曲だから現在はいろんなアーティストがカバー曲としてリリースされているんだ。(^^)
オイラが一番好きなカバー曲としては、桑田佳祐が
『TOP OF THE POPS』の中でライブバージョンで唄ってる“ヨイトマケの唄”がメチャ心に染みる。 あと槙原敬之の
『Listen to the Music 2』と大西ユカリの
『昭和残唱』でもカバーされている。
かなり古くてかなり暗い曲（笑）なんだけど、もし聴いたことがないっと言うのであれば一度聴いてみてください。(^^)
“iTunes Music Store”で「ヨイトマケの唄」っと検索すれば何曲がヒットします。 レーベルの関係で桑田佳祐バージョンは出てきませんが大西ユカリの曲がオススメだったりします。（一曲150円）
※iTunes Music Storeには
iTunesがインストールされてないと利用できません。
『ヨイトマケの唄』 作詞・作曲：丸山明宏（美輪明宏）
今日も聞こえる ヨイトマケの唄
今日も聞こえる あの子守唄
工事現場の 昼休み
たばこふかして 目を閉じりゃ
聞こえてくるよ あの唄が
働く土方の あの唄が
貧しい土方の あの唄が
子供の頃に 小学校で
ヨイトマケの子供 きたない子供と
いじめぬかれて はやされて
くやし涙に くれながら
泣いて帰った 道すがら
母ちゃんの働く とこを見た
母ちゃんの働く とこを見た
姉さんかむりで 泥にまみれて
日に灼けながら 汗を流して
男にまじって 綱を引き
天にむかって声あげて
力の限りに うたってた
母ちゃんの働く とこを見た
母ちゃんの働く とこを見た
慰めてもらおう 抱いて貰おうと
息をはずませ 帰ってはきたが
母ちゃんの姿を 見たときに
泣いた涙も 忘れはて
帰っていったよ 学校へ
勉強すると 云いながら
勉強すると 云いながら
あれから何年たった事だろ
高校も出たし 大学も出た
今じゃ機械の世の中で
おまけに僕はエンジニア
苦労 苦労で 死んでった
母ちゃん 見てくれ この姿
母ちゃん 見てくれ この姿
何度か僕も グレかけたけど
やくざな道は ふまずにすんだ
どんなきれいな 唄よりも
どんなきれいな 声よりも
僕をはげまし 慰めた
母ちゃんの唄こそ 世界一
母ちゃんの唄こそ 世界一
『ヨイトマケの唄』（美輪明宏）
あっ！ 書くの忘れてた・・・。（汗）
【今日のひとこと】
なぜかいま、むしょうに“源氏パイ”が食べたい。
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