2004年07月05日
※2004年7月5日の当時日記より転載。
ちょっと無断転載ってのは問題かもしれないが、あまりにも星野SDの言葉が心に響いたので、すまぬすまぬと思いつつ、ここに記載させてくださいませませ。m(__)m
（星野SDオフィシャルサイトから）
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『夢のない世界、魅力のない世界にするな』
球界の危機に手を挙げてくれた新規の企業家に目もくれない。ファンの署名運動や選手会の団交が始まっても反応がない。マスコミが識者とか球界ＯＢを起用して異を唱えても馬耳東風。プロ野球はもう既成事実であるかのように球団減らし、１リーグ化の方向にじりじり、じりじりと動いている。明後日の７日には基本方針を確認するオーナー会議があるけれど、日本のプロ野球というものを一体どこに引っ張っていくんだろうか。
本当に合併という一番安易な道しか残されていないのか。このまま１０球団へ８球団へと球団を減らしていっていいのか。近鉄もオリックスも赤字解消への努力をしたというけれど、本当に手を尽くしてきたのだろうか。他の企業が買収しようとする時に３０億もの加盟料を取ることをやめれば、手を挙げる企業はあるはずなのに方策も講じず議論も尽さず、すべてが限られた人たちの間の密室で決まっていく。ここ３０年、４０年の間にも何度も警鐘が鳴らされてきたことだけれど、こうした球界経営者たちの意識や、球界の構造のゆがみを正して直して行こうとしない限りオーナー会議の意義も、そっくりそのまま球界の未来もなにもないのではないか。
戦力均衡、契約金の抑制を目的に４０年前にドラフト制度ができた。選手が希望球団に行けないという批判もあったけれど、その根っ子には１２球団共存共栄の精神というものがあった。１２球団公平の完全ウェーバー方式だ。それがようやく実効をあげだして近鉄や日本ハム、セ・リーグでは中日や広島が優勝できるようになると、勝てずに焦りだした巨人が自分の球団を有利にもっていく制度変更に向かわせて折角の制度を壊してしまった。
高校生を除く有望選手の大半が希望球団に行ける現行のドラフト制度では、決められた上限額を超える契約金を払っている。時には常識では考えられないような金額が動く。自分たちで決めたルールを次々に自分たちで破って口をぬぐっているのが今の球界だ。ドラフト制度を駄目にして今度はＦＡ制度を導入した。これもカネ、カネ、カネで、カネと人気のある球団だけを益して他球団をさらに窮地に陥れ、選手をスポイルする悪法だ。落合や清原はセ・リーグに。イチローや野茂はメジャーに脱出していった。パ・リーグは沈んでいく一方になった。戦力は偏り、年俸は高騰して経営は追いつめられる一方なのだから、ある意味で今こうして破綻する球団が出るのは目に見えていたことだ。
６５年、ドラフト制度を導入した時も、９３年、ドラフト制度を改悪したり、ＦＡ制度を入れた時も、そして今１リーグ制への移行を声高にして反対球団を押える際にも、巨人側の発言は「脱退してこっちで新リーグを作りますよ。いいんですか」というような脅かしではないか。日本のプロ球界は結局、共存共栄の精神とは対極の「一極集中化」のゆがみを助長する一本道できた。パ・リーグが熱望してきた交流試合も、球団の年俸総額に枠を設けるサラリーキャンプ制度の導入も、他企業がプロ野球に進出しやすくするためのルール改定もすべて掛け声ばかりで梨のつぶてに終ってきた。１０球団だとか１リーグだとか、目先のことばかりに集中している今、プロ球界のそうした再編成ではなくこうした構造改革ができなければもう崩壊していくしかないだろう。
その事業体に夢や希望がなければどんな企業も手を差し伸べてこないし、野球の好きな若者も子供たちも夢や魅力を感じなければどんどん減っていく。今の巨人の渡辺オーナーと、渡辺オーナーに追随するオーナーたちが歩もうとしているのはそうした不毛の、破滅への道だと思う。両リーグの会長や新しいコミッショナーも「わたしたちには権限がない」という前に、せめてその存在意義だけでも見せてもらいたい。プロ野球関係者、マスコミ、プロ野球のＯＢ、特に巨人のＯＢのみなさんに、今こそ世論に「野球の危機」を訴えることを望みたい。オーナー会議というプロ野球の最高決定機関の開催を前後にした今、この時機に。************************************************************
ちょっと言い方が悪いかもしれないが、もっとYOMIURIファンが声を上げてください。 何故ならばYOMIURIファンってのは本当のプロ野球ファンが少ないと思うからです。 いくら他球団のプロ野球ファンが声を上げてもアタマの堅い年寄りには届かないからです！ お願いです。もっと怒ってください！ やっぱりこれってテレビ中継がたまたまYOMIURIしか放送されなかったからなんとなくファンになったと言う人がほとんどだからなのでしょうか…！？ たしかにそんなファンに無理な相談かもしれませんが、この問題についてYOMIURIファンがもっと声を出して欲しいのです。 お願いします。m(__)m
決して合併や1リーグ制が悪いとはいいません！ ただファンや現場の選手やミソもクソも無視する傲慢なやり方ではなく、もう少し時間をかけて皆でじっくりもう一度考えてみましょうよ！っと言いたいのです。 このままでプロスポーツとしてのプロ野球の未来はあるのでしょうか？ ファンあっての運営と言うことをもう少し経営者と一緒になってファンや地域住民も真剣に考えるいい機会になってるのでは！？っと思うのあります。
お願いです。 門前払いなどせず話だけでも聞いてください。
お願いです。 YOMIURIファンも、もっとプロ野球の将来のために一緒に声を上げてください。
お願いです。。。
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