きょうは
『ラーメン金久右衛門』(きんぐえもん)に行ってきた。
高井田にある醤油ラーメン専門といえば、通称・高井田系ってのが有名だが、ここ金久右衛門はソレとは一線を引くちょっと違うラーメンなのである。
ところで久しぶりに訪問したのだが玄関だけ改装したのか店構えがコロッと変わっていた。 以前は派手な看板や暖簾などあったのだが、看板も暖簾にも屋号なし・・・。何で?? まあ、店主なりに考えがあってのことだろうから多くは語るまい。
さて、店内は昔のままで壁にはメニューや店の薀蓄が貼られている。 醤油味とはいえ3種類のスープと2種類の麺を選べる仕組みになっている。 そのメニュー&薀蓄を紹介してみよう。(^^)
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当店は、しょうゆラーメン専門です。
☆スープが3種類、メンが2種類あります。
スープ:
熟成黒(くろ)しょうゆ〈濃い〉
チャーシューの煮汁で旨味を強調させた、バランスのいい味
旨口紅(くれない)しょうゆ〈ふつう〉
濃口醤油仕立てのしっかり味、中華そばの究極を目指します。
薄口金(きん)しょうゆ〈あっさり〉
薄口醤油仕立てのあっさり味。白ワインと玉ねぎでスープを熟成させるなど徹底した手間をかけた自信作
メン:
太メン(平打ち、超多加水・卵メン)
モチモチ感とツルミが強く、ノドゴシ抜群全粒粉やうどん粉もブレンドした完全オリジナル
細メン(極細、多加水・卵メン)
濃口醤油仕立てのしっかり味
特に希望のない場合は、紅しょうゆ・細メンとさせて頂きます。
こだわりの調理法のため、仕上りが前後したり、時間がかかることがありますので、ご了承下さい。
当店のラーメンはトリガラベースのスープに絶妙の割合で豚骨を加えて最後に高純度の鶏脂(チーユ)で仕上げる最高のこだわりしょうゆラーメンです。
他府県のラーメン屋に支配されているこの大阪で全国に自慢できる“なにわの味”を確立します。
どこにも負けまへん!
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ってな具合に薀蓄を詠っているのである。 まあ、拘りってことなのであろう。(あまり深くツッコミを入れずにスルーして行こう・w)
さてさて、注文したのは『チャーシューメン大盛・熟成黒・太メン』1,000円である。
運ばれてきたラーメンのスープを先ずはレンゲに掬って呑む。「ん? う・薄ぅ・・・」なんじゃこりゃ?? こんなんだったけ?? 薄いってのは色は濃いんだけど味に深みが無いって意味。 サッパリと薄味なのに味に奥行きや深みがあるって感じではなく、ただ単に薄い・・・。 いつもならヤケドしそうになるぐらい熱々のスープが金久右衛門流なのに熱くない・・・。 なるほど、わかったぞ! これは店主不在で代わりに関取のような太ってるお兄ちゃんが作ってることでかなりクオリティに差がでてるのだろう。間違いないっ! 前回来た時は店主が作ってくれたから「ウムウム」っと思ったが、その前はこの関取お兄ちゃんに作ってもらった時も同じ感覚を覚えたことを思い出した。 やっぱりこの関取・・・いやっ、関取なんてこのおデブちゃんには勿体無いっ! 序の口だぁ!いやっそれ以下だーー!! ただ単に太ってるだけの無能なデブだ!!(あっ、言ってしまった…w)
どうも、その薄さから太麺とのバランスが悪く、テーブルに鎮座してある赤唐辛子の刻んだのと、ニンニク(自分でグシャっと搾るのが金久右衛門流)を投入することにした。 太麺とは言っても高井田系のうどんのような麺ではなくきしめんのような平打ち麺で、これはなかなかイケル麺である。 まあっ、今回のスープはアレだったけど相変わらずチャーシューはウマイ~♪ シナチクも厚みと歯ごたえもよく味もいい~♪ 煮玉子も最高~♪ それだけにスープのクオリティが残念でならない・・・。 氏ねブタ!(おっと、オイラとしたことが下品な言葉を…w)
【総評】★★★☆
兎にも角にも、なんやかんや批評しましたが、基本的にはレベル高い店であることには間違いありません。 ですからして、もし関係者の目に触れることがあったとしても素人の戯言なので、怒っちゃイヤァ~よ。(ウフッ)
『ラーメン金久右衛門』大阪市東成区深江北3-2-8