せっかく日本橋まで出てきたのでちょっと歩いたところにある
『宗家一条流 がんこラーメン十八代目』に行ってきた。
写真にもあるように鎖にデカイ骨がぶら下がってると営業中の合図らしい。(w
さて、12時を過ぎたぐらいに入店したのであるがすでに10人待ちの状態(汗)。
なんばグランド花月(NGK)の真横の立地条件ってのもあるだろうが吉本興業の芸人の写真やサインが玄関にところ狭しに書いてあった。 まあ、得てしてこういった芸能人がよく行く店だとかテレビや雑誌に露出の多い店って食べるとそれほどでもないっというパターンが多いのであるが、さてさてこの店はどうなんだろうが? 違った意味で期待大。(w
注文したのは「塩ラーメンえび油+煮玉子」(700円+100円)「がんこ飯・小」(100円)。 初めて行く店は必ず基本のノーマルメニューを食べるのがオイラ流~!(w
カウンターのみで目の前で調理してるところを拝めるのでその仕事ぶりを凝視してみた。 麺は茹でる前に手で揉み揉みして縮れを醸し出し、茹でるタイミングも湯きりする手際もいい。 スープは巨大な寸胴鍋で煮込まれていろんな食材が入ってるのが見ることができた。 丼にキッチリ計量されたタレが入りスープを注ぐ時にも目印が書いてある割り箸を丼に立てて寸分変わらない量を入れる工夫をしており、叉焼は注文を聞いてから切るというこだわり、煮玉子もオーブンで温めてから盛るという手の込みよう、えび油もチンチンに熱されて白ネギの上からかけ「ジュウ~~」っと香ばしさを演出している。 ハッキリ言って手抜きナシの真剣勝負のラーメンを久々に見た気がする。 正直感動した。
さてっ、そのラーメンの味わいはというとマズイはずがないーっ!(w
たしかに一口目はインパクトの弱い塩味ということでどうしても物足りなさを感じはするものの食べ進めるにつれて深い味わいを感じることが出来るし、テーブルに青唐辛子が置いてあるのでこれをちょっと入れることによって二度楽しめる。(^^)
麺は多加水の縮れ細麺でもちっりとツル~ンとした食感もよく、縮れ具合がスープによく絡んでなかなかいい~! オイラ好みだ。
具は叉焼、メンマ、煮玉子(トッピング)、海苔、白葱というとてもシンプルな構成になっている。 叉焼は箸で崩れるほど柔らかくて臭みもまったくなく濁りのない繊細なスープにはピッタリの叉焼でじつに旨かった。 メンマもキッチリ仕事がされており歯ごたえもいい。 半熟の煮玉子はオープンで温められスープを冷ますことなくじつに芸が細かいと感心させられた。 干し海老をつけ込んだを“えび油”を細く切られた白葱の上にジュ~~ンと香ばしい匂いが漂い食欲をそそられる!
オイラはこれほど完璧な塩ラーメンを今まで見たことがない!(あっ、言っちゃった・w)
そして「がんこ飯」はキューリのQちゃんと叉焼の細切れと刻んだ大葉をバター炒めしたものにメンマと白葱が上にのる。 これがメチャ旨いーっ! 久々のヒットだぁーっ! カキーーン!!
いやはや・・・人気に驕ることなく真面目に手抜きナシで作ってるラーメンを堪能できてオイラは大満足であった。 味よりも心を頂いた気がしたよ。 ごちそうさまでした。(^^)
【総評】★★★★
次回は「炙りチャーシューこってり」を食べるぞー!
ところで“ええ~声~♪”の岡けん太が奥でラーメン食ってた。
何でか笑うてもうた~。(w
『宗家一条流 がんこラーメン十八代目』